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第58号

2009年04月17日発行

さらば小沢一郎

参議院議員西田昌司

公設秘書の逮捕は微罪ではない

3月3日、民主党代表の小沢一郎 衆議院議員の大久保隆規 公設第一秘書が、東京地検特捜部に政治資金規正法違反の容疑で逮捕され、24日には起訴されました。しかし、小沢代表は国民に謝罪らしい謝罪をせず、終始検察側に対する批判をし続けています。当然のことですが、国民からは代表を辞任すべきという批判の声が上がっていますが、小沢代表は4月5日現在、代表の座に居座り続け、辞任する意思は全くないようです。
民主党の一部の議員からは、辞任すべきとの声が上がっているようですが、大半の議員は口を閉ざしたままで、小沢代表の続投を事実上黙認しているようです。私は、今回の事件を国会の中からつぶさに見て参りましたが、小沢代表の厚顔無恥には呆れてしまいます。しかし、それ以上に民主党の当事者意識の欠如には、信じられない思いがしています。
小沢代表が辞任しないのは、彼一流の検察批判論理です。つまり、政治資金規正法違反は微罪で、政治家の公設秘書が逮捕された例はこれまで一度もなく、通常であれば行政指導すればよく、修正の申告をすれば済むはずだ。これを逮捕したのは、政治的に自分を陥れるためのものであり、これは次期衆議院選挙での民主党政権誕生を阻止しようとする国策捜査なのだとの主張を繰り返し、自分は被害者なのだという言い方をしています。確かに、直接の逮捕起訴容疑は政治資金規正法違反という“微罪”かもしれません。しかし、それでは何故西松建設は偽装してまでも10年間で3億円を超える多額の献金を続けてきたのでしょうか。その背景には、公共事業工事をめぐって小沢代表の強力な政治力を期待して、もしくは妨害を恐れてということは誰の目にも明らかです。これは、今後の公判の中で明らかにされることでしょう。
この国民の疑問に対して一切まともな説明をせず、自分が被害者のような論法を繰り返すとは国民を愚弄するにも程があります。
一方、民主党は、鳩山幹事長以下小沢代表のこうした説明を全面的に受け入れ、その責任を追及する姿勢を全く示しておりません。これは政権を目の前にして党が一致結束することが重要だと考えてのことなのでしょうが、これも世間の常識からは完全に逸脱しています。

他にもある小沢代表の疑惑

そもそも、今回の問題以外にも小沢代表とカネをめぐる疑惑は後を絶ちません。
小沢代表が設立した新生党は、新進党を経て自由党に名前を変え、民主党と合流する際、解散したにもかかわらず、税金で賄われている多額の政党助成金は民主党に引き継がれず、国にも返還されませんでした。
それらのカネは、最終的に小沢代表の関連政治団体にプールされています。また、それら関連団体から「陸山会」への資金が流れていました。しかもその資金を含め小沢代表は、個人名義で10億円以上の不動産を買い漁っているのです。
政治団体は人格がないため、個人名義で登記したと小沢代表は説明していますが、これは政治資金による蓄財そのものではないでしょうか。

民主党は小沢代表の私党

しかし、これこそ小沢代表と民主党の実態なのです。そもそも小沢代表が自民党を離党したのは、政治改革をめぐる党内議論で自分の主張が受け入れられなかったからだと言っていたはずです。
政権交代が可能な二大政党制を作り、そのためには小選挙区制を採用し、それにより中選挙区制のように身内同士で争う無駄を無くし、その結果として政治にカネがかからなくなる。これにより政党中心の選挙ができ、有権者は政策で候補者を選ぶことができる。政治とカネの関係をクリーンにするために企業からの献金は政党以外禁止する。こうしたことを主張してきたのは小沢代表ではなかったのでしょうか。
ところが、その張本人がこの制度の盲点をつく仕組みをあみ出し、長年にわたり脱法行為を繰り返してきたのです。公共事業に関する疑惑を差引しても、この事実だけで小沢代表の政治家としての資質に疑問が生じるのは当然のことですし、ましてや次の総理になることなど考えられないのではないでしょうか。
本来こうしたことは民主党内から批判が出て当然のことです。しかも彼らが本当に政権を担おうとするなら、自浄しなければならないはずです。ところが民主党内では、目の前にぶら下がっている政権に目がくらんで、誰もまともに正論をはかずにいるのは、この政党がすでに公党ではなく小沢代表の私党になっていることを証明しています。

迷走する民主党の基本政策

ところで、民主党は何を理念としているのでしょう。彼らの出身は自民党から旧社会党まで多岐に亘り、理念や政策で一致できるものは元々なかったのです。
強いて言えば反自民であり、自民党から政権を奪えれば良いということしかないのです。自民党に勝つために選挙互助団体として結束しているのが現状でしょう。彼らが野党として政権を批判するだけならそれでもいいでしょう。しかし、次の衆議院選挙の結果次第では、彼らが政権をとることもあり得るのです。
ところが、彼らにはその認識があまりにも薄いと言わざるを得ません。基本政策が一致していない人が集まっているため、政策に一貫性・安定性がありません。
現に、小沢代表は自民党幹事長時代から一国平和主義を批判し、他国と協力して自国の安全を守ることの意義を訴え、自衛隊の海外派遣にも非常に積極的だったはずです。しかし、民主党代表になってからは一転して自衛隊の海外派遣を否定し続けています。その一方で、国連からの要請があれば例外として認めるとの見解を示しています。しかし、自衛隊を出す、出さないの判断は国連が行うべきものではなく、主権国家がすべきものです。
小沢代表の意見は日本の主権を否定するものであり詭弁でしかありません。

麻生内閣は構造改革路線から転換した

さて、去る3月27日にようやく平成21年度の予算及び税法などその関連法案が成立しました。残念ながら参議院は民主党などの野党が多数のため否決されましたが、衆議院の再可決により成立したことに安堵しています。今回の予算は先に成立した平成20年度の第一次・第二次補正予算を合わせて75兆円もの景気対策費を計上しており、事実上世界一の積極財政を推進するものです。
また、この後も景気対策を切れ目なく行うために、20兆円規模の追加対策を行うことを政府与党では検討しております。これは、完全にこれまでの構造改革路線と麻生内閣は決別したことを意味します。
先日私は、参議院の予算委員会で質問の機会を頂戴しました。(この様子は私のホームページでの「showyou動画」で見ることが出来ます。)そこで、与謝野大臣に政府の予算を出来るだけ少なくし、逆に民間に資金をまわす、それにより効率的財政運営が出来るという、いわゆる構造改革路線は、結局アメリカ発のサブプライムローン破綻のような経済危機を生み出し、都市と郡部を、あるいはお金を持てる者と持たざる者との格差を生み出すことになるのではないかと質問をしました。大臣は、あの頃の経済学の考え方は間違っていたと明言し、麻生内閣はその路線から方向転換することを答弁において明かされました。これは私が以前から主張していたことを、麻生内閣が正式に認めた訳で、政策の方向転換を明確に宣言されたことは非常に意義があります。
構造改革路線の中、政府の財政支出は年々抑えられ、その結果、地方の予算も削減され、地方都市は疲弊の極みに達しています。予算を削減するということは一見正しい様に聞こえますが、それは、その予算を削減した分を民間企業がしっかり投資するという前提があってのことです。しかし現実には、景気が悪くなると民間企業は投資に対して慎重になってしまいます。この時こそ政府が積極財政をしなければなりません。同時に、国民に対してこの経済危機を乗り越えるための処方箋を示し、官民協力して行くことが大切です。
麻生内閣の下では、積極財政へと明確に路線変更がされているにもかかわらず、その内容が国民に十分に浸透していないことが非常に残念です。その一因がマスコミの報道姿勢にあることも事実でしょう。野党の主張することにばかりに焦点をあて、公正な報道がされているとは言い難いと誰もが感じているでしょう。
定額給付金などは、その典型例です。まるで全国民が反対しているかのような報道をしておきながら、これが実行されると、これを当てこんだ商売を一斉に流すというのは、どういう神経をしているのかと思います。これに対して小沢民主党は、構造改革路線を批判しているものの、それは野党として与党の政策を否定し、反対しているに過ぎません。それが証拠に、麻生内閣の経済政策は先に述べたように完全に小泉路線とは方向転換しているにも関わらず、終始反対しています。特に、参議院では民主党が第一党として議院運営の主導権を握っているため、彼らのしたい放題です。野党ですから与党案に反対することは致仕方ないとしても、議論をすること自体を否定して、事実上審議拒否をするにも等しい対応を彼らは繰り返し行ってきました。定額給付金の支給の遅れなどはその典型でしょう。
私は、こうした小沢代表と民主党の実態を国民に正しく伝え、
「さらば小沢一郎、さらば民主党」という声を広げて行かねばならないと考えています。

瓦の独り言
−花粉症と回虫−
羅城門の瓦

横断歩道で信号待ちをしている人群れの中に、4人に一人はマスクをしています。3月がスギ花粉のピークで花粉症患者も急増しています。花粉症の8割がスギ花粉症といわれており、日本では昭和45年ごろからスギ花粉症患者が増えはじめ、昭和50年代になると患者数は急激に増加しました。
これには、日本のスギの植林事情が大きく影響しており、昭和30年代に拡大造林と呼ばれる林業政策により、日本中にスギが植林されました。この植林されたスギが成長して花粉を出す樹齢に達し、昭和の50年代にいっせいに花粉を飛ばしだしたのです。
最近京都市に編入された京北町のスギ林では山が赤くなっています。花粉を飛ばしている状態ですが、地元の方に聞きますと人手が入り、間伐が進んでいる山はそんなに赤くなっていません。スギ林の中に日光が入らないくらいスギが密集していると、隣同士の枝と枝がこすれ合って、余計に花粉を出すらしいのです。スギ林の赤さの状態で山の手入れの状態がわかるそうです。市内にはスギを始めとする人工林が約2万ヘクタール以上在りますが,半分近くの1万ヘクタールは間伐などの整備が行き届いていないそうです。市内からスギ花粉症が無くなるのは何時の事やら・・・・。
さて,この花粉症を引起すアレルギー反応と寄生虫感染の因果関係をご存知でしたか? 回虫やぎょう虫などの寄生虫に感染したとき、このアレルギー反応を抑える抗体が体内に出来るためとか。昭和30年代以降の日本では衛生環境が改善され、寄生虫感染症が激減したことも花粉症の増加に結びつく、といった学説があるそうです。
そういえば、瓦は小学校の時の検便検査でひっかかり、回虫・ぎょう虫の虫下しを飲まされた覚えがあります。 それで、京北の杉林で間伐作業をしていても何ら花粉症の影響を受けないことに、納得がいきました。この寄生虫感染説は、あらかじめ寄生虫感染を起こしていると花粉症発生は抑えられるが、花粉症になってから寄生虫感染を起こしても症状は抑制されないとのことです。
子供の頃の不衛生がどこで幸いするやら・・・。と、納得するのは瓦一人では無いような気がしていますが・・・。



お知らせ

京都南区西田後援会からのお知らせ

第40回 後援会旅行会〜おいしいとこどり東北3日間の旅〜
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※お問い合せは西田事務所まで(075-661-6100)

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