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第43号

2005年04月11日発行

目覚めよ 日本!
―西田昌司大演説会の要約―

京都府議会議員西田昌司

去る、3月18日にテルサホールで開催致しました第3回西田昌司大演説会には、多くの方々にお集まりいただき大盛会を収めることが出来ました。ここに心より御礼申し上げます。熱気あふれる2時間の内容を、以下に要約させていただきます。

ライブドア問題

ライブドアの堀江社長は「お金で買えないものはない。」という信条です。もしそうならお金より価値のあるものはないということです。しかし、これは正しいとか間違っていると言う以前に非常に下品な言葉です。
 フジテレビや財界のお偉い方にすれば、「お金で買えないものは沢山ある。」ということでしょう。しかし、その彼らは何をしてきたのでしょう。今さら社会的正義や社会的責任などお金以外の価値を大上段から訴えても、実際に彼らがしてきたことはマスコミの「軽(カル)チャー路線」に代表される売らんかな主義であり、それにお金を出してきたのは財界です。フジテレビをはじめとするマスコミがしてきたことは要するに、視聴率が上がり出版部数が増えれば良いということではなかったのでしょうか。堀江社長はこの戦後社会の本音と建前の矛盾をついているのです。『報道機関は公器だと偉そうなことを言っても、結局していることは売らんかな主義ではないか。それなら、自分が株を買い取って、もっと儲かる仕組みを作りましょう。』これが彼の主張なのです。これはまた経済人の本音でしょう。お金以上の価値を経済人たちが何ひとつ示すことも守ることもしてこなかったから、堀江社長のような人物が誕生したのです。まさに彼こそ戦後社会の申し子でしょう。しかし、これで本当にいいのでしょうか。

少子化問題

 日本の人口は、少子化によりこれから減ることが予想されます。日本の総人口は1億3000万から1億にやがて7500万人になると予想されます。そうすると国力が下がり日本は貧しくなる。これが少子化問題といわれるものです。しかし、私はそうは思いません。
 何故なら、逆に人口がどんどん増加すればどうなるのかを想像すれば分かります。人口が増えれば、確かに経済のパイは大きくなります。しかし、地球の資源には限りがあるのです。その人口を支えるだけの食糧やエネルギーの供給は、どうするのかということです。そもそも、狭い日本の国土で人口がこれ以上増え続けたら、まともに住む所さえ無くなってしまいます。まさに、これから世界の国々が一番心配しているのは、世界的な食糧不足やエネルギー不足の時代が訪れるということです。
 例えば、日本の脅威として加速的に経済発展を遂げる中国では、ひとりっ子政策を推進して何とか人口を抑制しようとしているのです。しかし、政府の期待に反して人口は増える一方です。逆に日本は人口抑制をしなくても自然と人口が調整されるのですから、本当はありがたい話なのです。つまり、少子化よりも多子化による人口増加の方がもっと大きな問題なのです。
 そもそも、人口が減っても世間で言うように貧しくはならないのです。例えば5人家族で500万円の年収で生活していた家庭が、4人家族、3人家族になり、年収が400万円、300万円になったとしましょう。確かに年収は減ったけれど、ひとり当たりの所得は何も変わりません。つまり貧しくならないということです。
 今度は財産の面から考えましょう。夫婦にひとりしか子供が生まれないということは、ひとりの孫に2組の祖父母と1組の両親がいるということです。もし彼らが家を持っていたら、このひとりの孫は、祖父母と両親合わせて3軒の家を相続することになるのです。どこが一体貧しいのでしょうか。このように考えると、少子化や人口減少は、多子化や人口増加より随分ましなことなのです。むしろ、限られた国土や資源の中で生活するには、人口の調整が自然にすすめられていると歓迎すべきなのです。
 ただ問題は、団塊の世代と呼ばれる戦後のべビーブーマーが一度に老齢化するということです。しかし、これもこの20年間を乗り越えれば良いだけの話です。
 少子化や人口減少を日本の危機と考えるのは、人口が増加することが経済成長につながるという思い込みによるものなのです。確かに、戦後の一時期はそういう時代がありました。しかし、これからの時代は全地球的に考えれば分かるように、限りある地球の環境や自然の中では、右肩上がりの人口増加や経済成長は成り立たないのです。COP3の京都議定書が意味することは、正にそのことです。日本、特に京都では、京都議定書の締結の地として環境問題を盛んに唱える人が多くいます。しかし、その人が今度は少子化は問題だと叫んでいます。これは全く矛盾したことなのです。
 しかし、この京都議定書に反対し、これからも右肩上がりの経済成長を主張する国があります。それがアメリカなのです。アメリカは日本の25倍という国土に、日本の2倍の人口しか住んでいません。あまりにも国土が豊かすぎて、これが有限のものとは到底実感できないのです。しかし、それはアメリカの誤解であり、全地球的には通用しない話なのです。問題は日本人がそのことに気づいていないということです。それどころか、この不合理なアメリカのビジョンに完全に縛られているのです。

竹島問題

竹島問題も日本の固有の領土が韓国に不当に占拠され、またもや主権侵害にあっているということです。ところが北朝鮮による拉致事件と同じように、今回もまた日本人は主権侵害という認識もないし、それを守る気力もありません。さらに問題なのは、日本が抗議すると韓国が戦前の植民地時代の保障や謝罪まで求めたりするということです。歴史的に見ても、韓国の主張は、日本人には到底受け入れられない話です。しかし、それ以前に韓国の態度は、近代国家として二国間の条約を守るという当然の信義にさえ反することです。何故なら、日韓基本条約で賠償問題は既に解決済になっているからです。当然、日本国政府はそのことを訴えていますが、それが日本国民にきちんと伝わっていないようです。特にマスコミなどは日本の主張より韓国の主張ばかりを宣伝しています。どうやら日本人は、戦前の歴史を知らないだけでなく戦後の歴史も忘れているのです。

「まとめ」

 以上述べてきた「お金で買えないもの」「自らの国のビジョン」「主権を守ること」「歴史」というものは全て戦後の社会の中で日本人がことごとく失ってきたものです。このように、今日の日本の問題はすべて戦後社会の問題であり、一本の糸で繋がっているのです。
 今必要なのは、日本人が、この事実を知り、目を覚ますことなのです。このことに気づいた人が、家族や友人に伝えていく以外、この状態から脱出することは出来ません。私が10年以上に亘り毎朝街頭で演説をしているのも、そうした思いからなのです。是非とも、皆さんのご賛同とご協力をお願い致します。

瓦の独り言
羅城門の瓦
【花灯路(はなとうろ)って?】

 「はな」に一喜一憂する季節になりました。京都市内は桜の名所を求めて他府県から大勢の観光客が訪れています。京都市では年間観光客数5000万人突破を目指しているそうです。統計によると4月の桜の季節、11月の紅葉の季節は観光客がドット押し寄せますが、3月はいまいちだそうです。「冬の旅」と称して神社仏閣を特別拝観していますが・・・。そこで一昨年から「京都・花灯路」と称し、「東山山麓南へ北へ、だれと歩こう春の宵」なるイベントを企画されました。3月の観光客の底冷えを何とかしようと、京都府・市、京都商工会議所、仏教会、観光協会が主になり、各種マスコミ、JR東海などの各種団体の協力を得て、灯りと花の散策路を歩いてもらおうという企画です。
東山山麓を北は青蓮院から円山公園・八坂神社を通って、南は清水寺までの散策路約4.6kmに京焼・清水焼、京銘竹、北山杉磨丸太、京石工芸、金属工芸の5種類の露地行灯を約2,400基設置。白壁や土塀、石畳に映えるほのかな灯り、門前町の店頭に彩りをそえるはんなりとした灯りなど、京都ならではの表情を見せる企画です。途中の知恩院、高台寺などでは華舞台ステージで様々な催しが行われました。期間は3月の第2金曜日(今年は3月11日)から春分の日の21日までで、点灯時間は午後6時から9時30分まで。一昨年は95万人の観光客が、昨年は100万人を突破、今年は前半雨と寒波にたたられたものの105万人と、着実に観光客を増やしています。今年の土日にはJR東海が東京から「花灯路特別新幹線」を走らせ、車中では舞妓さんが接待をする念の入れようです。

 なぜ、瓦が詳しいかといえば、一昨年・昨年と黄色のスタッフジャンパを着て花灯路の交通整理・案内などをしていたからです。東山・清水界隈でのイベントであるのに当初、地元関係者は全く参加しておらず、行政・商工会議場などが走り回っていたように思えました。初年度だけで終わるかと思えば好評につき・・・。といった様子でしたが、今年はやっと地元が御みこしを挙げたようで、瓦も無罪放免となり、「花灯路」を楽しませていただきましたが、伝統的建造物群保存地区でのイベントであっても地元住民が全くの無関心では合点がいきません。飲食・みやげ物店にはワンサカ人が入っており、ホクホク顔で・・・。
これに味を占めたか、秋には嵐山界隈で「花灯路」なるものを企画しているようです。その時は瓦にとってはお役ごめんをこうむりたい気持ちです。祭・イベントはその地区の住民が参加してこそ価値があるもので、お役所や商工会議所がやるものではない、と思っているのは瓦一人だけでしょうか?  さて、南区で「花灯路」をしたら何処を見せるのかな?
あほな事を言わんと、もうじき「稲荷」・「松尾」のお祭りが始まるがな。それに住民パワーを注がんと!他所の「花灯路」なんか、ほっときよし! と、天の声に怒られました。

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