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第35号

2003年05月14日発行

西田昌司は何を訴えてきたのか

京都府議会議員西田昌司

私にとって五度目の選挙を皆様方のお蔭で、勝利を収めることが出来ました。心より御礼を申し上げます。

経 世 済 民


アメリカは、80年代に完全に製造業で日本に負けたため日本に対する貿易赤字が増大し、日本に対する支払超過は莫大なものとなりました。かつては世界一の債権国であったアメリカは、世界一の債務国になり、常に外国から資金を調達しなければ国が回らなくなってしまったのです。アメリカの金利が、常に日本より高めに設定がされているのもそのためです。また、金融ビッグバンも金利の高いアメリカにお金が流れやすくするためにされたものです。一見すると、金利の高いアメリカに融資したほうが日本にとっても有利なようですが、国内の産業にとっては今まで融資してもらっていた資金が海外に流出するのですから、金融環境は大変厳しいものになります。確かに、銀行も単なる私企業と考えれば所詮は金貸しです。高い金利をもらって何処へ貸しつけても良いでしょう。しかし、銀行には、融資を通じて国民の預金を国内に再投資し産業を育てるという公的使命があったはずです。経済と言う言葉は経世済民(世を治め人々を救うこと)がその本来の意味であったように、経済政策とは私企業の金儲けを支援するものではなく、その事業を通じて国民を幸せにするためにあるはずなのです。今日のデフレ不況は、正に経世済民を忘れた経済政策が引き起こしたものなのです。

デフレの原因と対策

例えばもし、国民が自己の預貯金を1割でも引き出して消費に当てたらどうでしょう。間違い無く消費は上向き、景気は回復に向かうでしょう。でも誰もそうしません。先行きが不安な状態では消費をしようとする気になれないからです。では、その代わりに銀行が企業家に融資をしてくれればどうでしょう。これも間違い無く消費が上向き景気が回復するでしょう。でも残念ながら銀行は積極的に融資をしてくれません。景気の先行き状況を考えると、積極的に融資をして不良債権を増やすより、貸さないほうが得だからです。預金利息が事実上ゼロですから、融資をしなくても銀行は損をしないのです。こうしたことの結果、消費は伸びず、将来に備えて預金が銀行に集まることになります。資金があるにもかかわらず融資をしないものだから、ますます不況になり、消費が滞る。デフレになるのも当然です。

その一方で、預金利息ゼロと手数料(時間外手数料、振込手数料など)の増額などにより、銀行は大儲けをしています。事実、大手銀行の中には業務純益が一兆円を超えるところもあります。ところが、国内では貸し渋りのため景気が悪化し、不良債権は増え続けるばかりです。またそのために株価も下がり、不良債権処理と株の評価損でその利益は消し飛び、逆に何千億円もの赤字決算になっているのです。結局、日本では誰も得をしていないということなのです。    

他方アメリカでは、日本から投資された資金がアメリカ経済の下支えをしているのです。つまり、アメリカだけが一人得をしているということなのです。しかし、そのアメリカも貿易赤字が減る訳ではなく、日本からの借金によって食いつないでいるに過ぎないわけですから、このままの状態が続けばアメリカは破産してしまいます。この事からも分かる様に借金で困っているのはアメリカのほうで、日本ではないのです。日本の問題は、国民の財産である預貯金を国内に再投資することを放棄してしまったことなのです。その結果、本来債権国であるはずの日本がデフレに苦しみ、債務国であるアメリカがわが世の春を楽しむという悪夢のような失われた十年が造り出されたのです。

こうした負の連鎖を断ち切るためには、国民の預貯金を国民に代わって国が借り上げ、将来の国民生活のための投資をする(つまり国債を発行して公共事業をする)こと以外ないのです。ところがこの当たり前の政策を誰も認めようとしないのです。逆に、公共投資は国債を増やすからダメだと否定をするのです。しかし、そもそも、国民の預金を原資とする国債はいわゆる借金ではありません。国民が自分の預金を取り崩して使っているのと本質的には同じであり、国民の預金を国内に再投資するための大切な方法です。先ほど述べたように日本は債権国なのです。自分のお金を自分で使うのになんら心配は要らないのです。むしろ心配をすべきはアメリカの方なのです。

何故国民経済を守らないのか

もし日本がしっかりとした公共計画を立案し、その実行のため国債を発行して公共事業を行えば、間違い無く景気は上向き、税収も増え、景気は回復に向かうでしょう。国債を発行すると、間違い無くその分だけの資金が国内に還流されますから、日本の景気はよくなるのです。しかし、日本に資金を戻す訳ですから、アメリカに流れ出していた資金もその一部は当然日本に還流することになります。恐らく、それを防ぐためにアメリカは金利を上げざるを得なくなるでしょう。今まで日本の資金で経済が下支えされてきたアメリカは、金融が逼迫し大変な事態になるわけです。まさに外国からの借金で景気を支えてきたつけを払うことになるのです。こうした事態はアメリカにとって悪夢のような話ですから、それをさせないように必死になって日本に圧力をかけてくるでしょう。その圧力は目に見えるものばかりではありません。むしろ、情報操作という目に見えない形で、日本人に気付かれないように巧妙に、そして確実にしかけられてくるのです。現実に今行われている小泉内閣の構造改革路線などは、完全にアメリカの情報戦略に乗せられた売国的行為であることは言うまでもありません。

デフレ克服のためには、こうした事態を国民に正確に知らせることが大切です。しかし、一番の問題はその事実を知った後の国民の態度なのです。「たとえ君の言うことが事実だとしても、アメリカに守ってもらっている以上仕方がないではないか。」必ずこうした意見が出てくるでしょう。北朝鮮の脅威の前に、アメリカの理不尽なイラク攻撃にも協力するほかないと言った小泉総理の発言もこれと同じことです。一見すると現実的に見えますが、これは、自らの責任を全く放棄した極めて卑しい言葉であると私は思います。

皆さんはどう思われるでしょうか。それで仕方がないと言うのなら、もう日本には政治など存在しません。選挙をして議員を選ぶのも税金を払うのももう止めにしたほうがいいでしょう。何故なら、それは、国民の名誉はもちろんのこと生命も財産も守るつもりはないと言うことを宣言しているに等しいからです。もう日本は国としては存在しないということです。アメリカの植民地としての地位しかない国に政治家は必要ありません。宗主国のアメリカから任命を受けたお代官様しか必要ないのです。

日本に必要なもの

今の日本に必要なのはお金ではありません。本当に必要なものは、こうした現実を正しく見つめる知恵と、それに向かって立ち上がろうとする勇気なのです。そして、このことに国も地方も関係ありません。国も地方も、外交も経済も、教育も財政もすべての問題の根本的原因は「自分の国は自分で守る」という一番の問題をなおざりにしてきたことから始まっているのです。「国を守る。そのためには命を捨てる」このことを国民も政治家も放棄していては、すべてが嘘になります。

今年は黒船が来航して150年目の年に当たります。我々の先人たちは、国難を前にしてどうしたのでしょう。決して逃げ出しはしなかった。国を守るために真正面からぶつかって行きました。そして、そのために様々な改革をしました。それが明治維新であり、そのお蔭で今の日本があるのです。そして忘れてならないのは、そうした改革に立ちあがったのは何も中央の政治家ばかりではなかったということです。むしろ地方にいた侍たちが、時の中央政治家である幕府の対応に業を煮やして立ちあがったから、維新は成し遂げられたのです。

日本はまさに国難の時代です。今こそ、歴史に学び国を守るため、国民も政治家も立ちあがらねばなりません。もちろん私一人ではどうすることも出来ないでしょう。地方議員である私がこうしたことを訴えることは、本来の仕事を逸脱しているのかもしれません。しかし、私はそんなことはもうどうでも良いのです。政治家としての成功や出世より自分の使命を果たしたいのです。私の使命は、「国を守ること」であり、それが出来て初めて、京都府や京都市の自治も家族もあるのです。私は、そのために命を使いきりたいのです。



統一選挙を振り返って


日本一の後援会に支えられて
事務長 秋田 公司


今回の選挙、事務長という重責を担い、私は身の引き締まる思いでした。
日頃の後援会、昌友会、昌友塾の活動をいかに表現し、また候補者が十年ちかく早朝毎日のように街頭演説している政論を、いかに多くの市民に訴えるか?そのことだけを考えれば結果はついてくる。
自分にそういい聞かせながら選挙に臨みました。そしてそうしたことを皆が信じ、正々堂々と臨める陣営に、誇りを感じました。

 強く印象に残ったのは終盤の塔南小学校での総決起大会です。300人を越える満員の会場で、候補者の演説と会場の支持者の思いが一体となり、大きな感動を呼び、多くの人の心に強くきざみこまれました。私も目がうるうるしてしまいました。不安な先の見えない世の中、こうした感動こそが、人々の元気の源になると感じました。

 結びに、日本一の後援会の皆様に支えられ、すばらしい候補者をもち、正々堂々選挙に臨めたことを事務長として衷心より御礼申し上げます。



熱闘
街宣本部長・中山 重光


選挙に際しましては、御支援,御助力を賜り街宣本部長として厚く御礼申し上げます。 今回の選挙は、ありのままの西田昌司を見ていただけた選挙ではないかと思います。
 出陣の日、西田昌司は大上段より真正面に言論の剣を振り下ろしました。「日本が危ない!」「国民の生命・財産・名誉を守るのが政治の責任だ!」「地方から国政を変えよう!」まさに正論であり政論です。前回執筆の『政論』、今回執筆の『政論?』、毎月の『昌友塾』、弛む事のない『早朝説法』それらの集大成としてあふれる思いを語りました。
 早朝よりの朝立ちコール、昼の街宣、夜の演説会と激しいスケジュールで次第に西田昌司の声は枯れてきます。しかし、逆に弁舌は冴えます。もはや言葉ではなく身体で、心で訴えました。
 西田昌司の日本の将来に対する心の丈、人を愛する心の深さ、闘いの激しさは、思わず見せた熱い涙が雄弁に物語っていました。



設営隊長として

設営隊長:八幡 利明


選挙といえば昼間の華々しい「街宣活動」が印象的ですが、夜8時からは「個人演説会」が主役になります。読者の皆様の中にもお近くの集会所やご近所のお宅へお出向きいただいた方も居られるかと思います。その会場を毎夜3個所演説会場に仕立て上げるのが私たち『設営隊』の仕事です。「看板・提灯・ポスター・街灯・垂れ幕・受付道具・・・・」と手際よく飾り付け、3〜40分で仕事を終えます。今回を含め3回の選挙設営隊を見守ってきましたから、そのスタッフの能力や苦労もよくわかります。今回の選挙で特筆できるものはやはり若い力でした。
 柿本大輔君・秋田大輔君、二人の「ダイスケ」が大きな戦力となってくれたことです。運動期間中は「雨・風」と悩まされることが多く中でも『心臓破りの久世6個所』は時計と競争しながら久世橋の渋滞に冷や汗をかいたものです。
 嬉しかったことはただ一つ、活動最終日の設営が終わり『明日は行かずに済む・・!』と安堵した時ですね(笑)。なんといっても、昌司さんがトップ当選してくれたことが何よりのねぎらいだと思っています。



感動の9日間
昌友塾・応援弁士 松本 徹也


私は何の取り得もない普通の会社員です。それが昌友塾に毎月参加させて頂いている縁もあり、今回の選挙では簡単なお手伝いをするつもりで打合せに参加したところ、演説会の応援弁士をすることになってしまいました。極めて貴重な経験ができる折角の機会ですので、2〜3回なら頑張ってみますと返事をしましたが、フタを開けてみると私の出番は15回でした。最後まで慣れることはありませんでしたが、非常に充実した9日間でした。

初めて選挙に関わった感想としては、とにかく感動するシーンが多かったということです。特に西田候補の演説は毎回凄い迫力でした。人生で「感動する演説」を聴く機会はそう多くないはずですが、お陰様で私はほぼ毎日聴くことができました。中でも候補者・聴衆が一体となった塔南小学校の演説と最終の演説会場「大通寺」でのエンディングは恐らく一生忘れることができない素晴らしい思い出になると思います。先生には、お祝いと同時に心からお礼を申し上げたいと思います。有難う御座いました。

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